昭和30年代~昭和40年代 高度成長とベトナム戦争
ブログタイトルを ローリング65 にしました。
まぁ 意味はわかると思います。
昭和20年に終戦を迎え
昭和20年代は復興期なわけですが
当然リアルタイムでの記憶はありません
なんとか記憶があるのが昭和33年以降で
昭和34年の伊勢湾台風は はっきり記憶があります。
そして昭和39年の東京オリンピックから
昭和45年の大阪万博
この時代は
高度成長 という言葉だけで片付けられがちですが
世界のあちこちで戦争があったわけだし
国内でも公害とか犯罪とかいっぱいありました。
衛生状況もまだまだ悪く下水や水洗便所も普及してない
物価は安かったかもしれないけど
ほとんどの世帯の収入も少なかったわけです
電話や家電製品だって普及してないし
車もめちゃくちゃ高かった 道路は舗装されてない
都合の悪いことには全部目をつぶって昔は良かった...
なんていうやつはものすごく頭が悪く見えます。
昭和30年代から昭和40年代は
日本でも高度成長期だったけど
アメリカやヨーロッパも元気でしたね。
ところが1970年代に入って
まずアメリカが失速しました。
なんといってもベトナム戦争
<span style="color:#000099;"><span style="font-style:italic;">
♪Long as I remember the rain been comin' down,
clouds of mystery pourin' confusion on the ground.
Good m en through the ages tryin' to find the sun.
And I wonder, still I wonder who'll stop the rain.</span></span>
この曲に関しては多くの人が述べているように
曲中に出てくる rain は 爆弾の雨 だ
誰が雨を止めるのか=誰がこの戦争を終わらせるのか
というメッセージだったわけだ
ベトナム戦争は結局誰も止められないまま泥沼化
1ドル=360円 という
神話にも似た相場が崩壊し
変動相場制になり
続いて起こったオイルショックで
日本は一転して不況とインフレの時代へ
学食のうどんは1年たたないうちに
30円から80円になり
すさまじいインフレでした。
(戦後すぐのインフレはリアルタイムでは経験してない)
1969年(昭和44年)の安田講堂攻防戦あたりから
マスコミの論調も変わりました。
文化としても享楽的で退廃的なものが
このころから目立つようになった気がします。
音楽もさまざまなものがあふれていたのですが
しだいに軽薄で楽しいものが
もてはやされるようになっていった気がします。
録音技術などは飛躍的に進歩して
やがてデジタルの時代を迎えるわけで
家電製品などもマイコン制御とかになっていきました。