恋と涙の17才(つちやかおり) 1982年
めちゃインパクトのある曲だったけど
この年は強力なライバルが多く 埋もれてしまいました。
2008-05-23 編集
■[ト長調]恋と涙の17才(つちやかおり)
深刻そうなイントロに乗って曲はまずト短調で始まる。
♪ゆ~ら ゆら ゆれる夏が怖い
危なく 波にさらわれそう
ところが いきなりト長調に転調して次のフレーズが始まる
♪今度が初めての17(じゅうなな)の夏なの・・・
これはまったく予想外なのだが 歌詞もなんかおかしい
そりゃ17の夏は誰だって初めてでしょう(2度あるわけがない)
こんどは変イ長調になるが
息つくまもなくイ長調になって最後の歌詞がすごい
♪私 砂に埋めて 磔にしたら・・・・
わずか2分30秒の間にめまぐるしく転調しており
歌詞のインパクトも当時はもちろん現在でもなかなか類をみないほど斬新
1982年の曲ですが
この年はライバルが多く
賞レースとしては出遅れてしまったようです。
しかしいろんな意味で歴史に残るような楽曲です
知識(よしだたくろう) 1974年
1974年にCBSソニーから発売された
”今はまだ人生を語らず” というアルバムの
B面の2曲目に収録されていましたが
このアルバムは残念ながらCD化されていません。
(当時は 吉田拓郎 ではなく よしだたくろう という表記でした)
知識というタイトルから想像される内容ではなく
歌詞はかなり攻撃的です
ここでの 知識 は良い意味ではなく
悪しき固定観念 みたいな意味でしょうか
♪人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ
理屈ばかりをブラさげて 首が飛んでも血も出まい
言葉をみんな食い荒らし 知識のみがまかり通る
いつも言うんですが
人生を豊かにするのは知識そのものではなく
知識を得る過程で身に付けたものの考え方だと思うんです
固定化してしまった知識は
むしろ発想の妨げにしかなりません
gaiaxにこんなことも書いてました
♪理屈ばかりをブラ下げて 首が飛んでも血も出まい
言葉をみんな食い荒らし 知識だけがまかりとおる(中略)
自由を語るな不自由な顔で 君は若いと言うつもりかい
年功序列は古いなどと 看板だけの知識人よ
吉田拓郎の 今はまだ人生を語らず に収録されていた曲
どこの組織にもいるだろうけど
保守的なくせに進歩的なつもりになってる奴が1番たちが悪い
知識を自分や他人の幸せに役立てられないやつは賢いとはいえない
えらそうなことをいう奴は たいてい自己矛盾に気がついていない
だから威張ってる奴は たいてい頭が悪い
いろんなことがわかってくると偉そうなことは言えなくなるような気がする
勉強ってのは いかに自分が何も知らないか ってことを学ぶことだと思う
知識はそれ自身より 身に付ける課程で得たものが貴重なんじゃないのかな
尾崎家の祖母(まりちゃんズ) 1974年
おざきんちのばばあ と読みます
まりちゃんズ は 藤岡 藤巻 尾崎 の3人
デビュー曲の ブスにはブスの生き方がある も凄い歌詞だったけど
こちらも負けず劣らず・・・・
2枚目のシングル ひがみブルース のB面だったはずだけど
むしろ最大のヒットになったんじゃないかな
♪近所で火事なんかあったりすると
火事だ 火事だ 火事だ とわめきだし
水かけるふりしてガソリンかける
そこまでやると犯罪でしょ
1974年はちょうど20歳 いろいろありましたけど
結構楽しい時期でした
走れコータロー(ソルティーシュガー) 1970年
1970年当時高校1年で16歳
とうぜん競馬も麻雀もやらないからセリフの意味がわかんない
(面白がってた奴は競馬も麻雀もやってたんだろうか)
suger は物質名詞だから
ソルティーシュガーはGSで唯一sがつかない
(球団では広島カープだけsがつかない)
ってな話を英語の授業で聞いた
ただ曲はものすごくインパクトがあった
年が明けるまでに60年間のト長調の曲をふりかえっていきます
ブログタイトルの 走れヘッドライト は
同世代の人ならわかるかも
4番ブログでこれまでに紹介した60年代の曲
今日も夢見る(万里村れいとザ・タイム・セラーズ) 1968年
http://d.hatena.ne.jp/miyabi004/20090323