午後4時の滑車神経

ハロヲタのための24のガヴォット第4番ト長調 滑車神経午前4時

コレルリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタト短調op5-5  

                  Vn:エドヴァルドメルクス

コレルリ短調作品はどれもそこはかとない哀愁を感じます。
作品5のヴァイオリンソナタはCDの種類も増えてきましたが
いまだメルクスをこえるものはないようです。
この曲では通奏低音チェンバロを使わず
オルガンとチェロで演奏しています。

第1楽章 アダージョ ト短調
きわめて哀愁に満ちたアダージオで始まります。
17世紀の曲には珍しいくらい情緒的です
オルガンの音が神秘的にさえ聞こえます。

第2楽章 ヴィヴァーチェ ト短調
早いテンポのフーガのようです。
でもバッハみたいに窮屈なもんじゃないです

第3楽章 アダージョ ト短調
この曲は全楽章がト短調なんですが
この楽章は細かく転調してるみたいです
穏やかな気分に満ちています

第4楽章 ヴィヴァーチェ ト短調
ヴァイオリンが早いパッセージを演奏し続け
テンションが上がっていきます

第5楽章 ジーガ アレグロ
17世紀のソナタはフィナーレがジーガになってることが多い
緊張をほぐし軽い気分で終わります