浜松の街をトラックが行く時 (瀬戸口修)
♪浜松の街をトラックが 今通りぬけて行く時
僕はさびしさに つかまってしまいそう
いつになったら浜松の 街を通りぬけるたびごとの
さびしさに知らん顔して 行くことができるのだろう
瀬戸口修は長距離トラックの運転手をしていたことがあるので
たぶんこの話は実話でしょう
現在の国道1号線はバイパスができていて浜松の市街地を通っていませんが
当時は市街地の中を複雑に屈曲しながら通っていたように思います
1976年に出た1stアルバム ”雨あがり” のA面の最後に収録されていて
叙情的な曲の多いアルバムの中で唯一ハードな曲想だったのでインパクトがありました
それに 浜松 という 全国的には比較的マイナーな街をとりあげているのも珍しく
多くの人に聴いてほしい 70年代埋もれた名曲 の1つです
当時もこのアルバム店頭でほとんど見かけることはなく
CBCラジオの放出品(使わなくなったサンプルレコードを大学生協で叩き売りする)として入手しました
2ndアルバムの高い完成度には及ばないものの
独特の 瀬戸口ワールド はすでに完成しています